旅のルートがおおまかに決まった。
フィンランドIN、ポルトガルOUT
ルートを考えている段階から、旅行会社を通しての手配がしづらい旅になることは分かっていたのと、
2013年夏頃から大阪市営地下鉄の駅で貼られていた、
「ヨーロッパまで最短・最速」のムーミンポスターを見るたびに心をくすぐられていたので、すぐにFINNAIRのサイトにアクセスした。
単純な往復航空券ではなく、オープンジョー航空券を検索。
行きは
関空→ヘルシンキ
帰りは
リスボン→関空
11月頃に初めて検索をかけたときは30万を超えていた値段も、
何度も検索をかけて眺めていると12月半頃には15万前後に落ち着いていた。
航空会社のサイトを眺めながらも、
「一人で海外」
に飛び込む覚悟も決めきれていなくて、毎日もんもんとしていたのを思い出す。
12月12日、仕事帰りに飲んで帰ってきて、ルーティーンと化していたFINNAIRサイトチェックをしていると、酔っていたからかいつの間にかクレジットカード情報を打ち込んでいた。
ロヴァニエミーヘルシンキ間のサンタクロースエクスプレスに乗ること、
ヘルシンキでの乗り換えで戸惑うだろうことも考えて、
行きは
関空→ヘルシンキ→(一泊)ロヴァニエミ
帰りは
リスボン→ブリュッセル→ヘルシンキ→関空
値段は144830円。
もう行くしかなくなった。