
北欧・フィンランドの玄関口ヘルシンキ空港。
日本に帰る前にショッピング、タックスリファンドの申請、空港ラウンジを楽しむための情報のまとめ。
(なお、2018年8月時点での情報のためご注意ください。)
目次
制限エリアの外を楽しむ

飛行機搭乗時の荷物検査をする前、つまり飛行機に乗らない人でも自由に出入りできるエリアの楽しみ方。
フィンエアートラベルアウトレット
フィンエアーが発着するターミナル2の1F、スターバックスやタックスリファンドのカウンターに近いドアを出て右にまっすぐ歩く。

↑1Fの出入り口はこんな感じ。突き当たりまでどんどん進んでいく。

突き当りを曲がるとすぐに↑のような看板と階段があります。この階段をのぼると展望デッキ。ここをまっすぐ行くと右手にフィンエアートラベルアウトレット。
このショップは機内販売と同じような、マリメッコ、ムーミン、イッタラ、お菓子、香水、化粧品、フィンエアー模型といったラインナップ。小さいお店なので品揃えが良いわけではないです。免税で買える、ということですがこの品揃えなら空港の制限エリア内のショップで事足りるぐらいです。
Finnair Travel Outlet: Lentäjäntie 1 (ヘルシンキ空港ターミナル2隣)営業時間 平日午前10時~午後4時

ここでフィンエアーのA330の模型を購入。
展望デッキ

次は展望デッキへ行くため、またこの階段のところまで戻って登りました。

このドアを入ってエレベーターで登ると展望デッキ。


フィンエアーばかり!

展望デッキと滑走路の間にターミナルビルがあるため、少し距離感があります。

ヘルシンキ空港のメインであるターミナル2。
この日は8月2日だったけど、フィンランドの風が冷たくてすぐに建物に入りました。
建物に入ると、空港の歴史を表現したコラージュ写真をいくつも見れます。


この展望デッキも親子連れが多く、日本の空港と変わらない光景でした。
荷物を預ける前にタックスリファンドの手続きをしておく
フィンランドはmarimekkoやittalaなど素敵なデザインのものが多くて、お土産がたくさんになってしまいがち。
その支払いのときにTAX FREEの申請をしていたら、ヘルシンキ空港で払い戻しの手続きをしておきましょう。
払い戻しができる場所が制限エリア内外の両方にあるのですが、制限エリア外でしておくことをオススメします。
制限エリア外で手続きをしておくと、免税になったお土産を旅行かばんごと航空会社に預けることができるからです。
反対に言うと、制限エリア内で手続きをしようと思うと、大きな荷物を抱えたまま空港を歩き回ることになるので体力を無駄に消費します。

制限エリア外のタックスリファンドのカウンターはターミナル2の1Fです。

有人カウンターと機械があり、有人カウンターにはアジア系旅行客の行列ができていました。
機械は誰も並ばないのですぐに手続きできます。
住所等の個人情報を入力して、お店で免税申請をしたときのレシートを読み取って、お金の払い戻し先になるクレジットカードを読み取るだけです。
2016年に一度、この機械を使って手続きをしたら、global blueというカードが貰えました。
2018年にこのカードを機械に挿すと、個人情報の入力が省略されました。
この手続が済めば、免税のお土産たちを旅行かばんに詰め込んで、航空会社のカウンターで預けてしまいます。
荷物を預けられる時間
次に紹介する制限エリア内を楽しむためにできるだけ早く荷物を預けてしまいたいのですが、航空会社によって荷物の受け付けを開始する時刻が違います。
フィンエアーに乗るとき
・前日の午後6時から午後9時半まで
・当日は終日
荷物を受け付けています。
https://www.finnair.com/jp/jp/information-services/check-in/bag-drop

というのも、手荷物自動預け機があるんですよね。
機械でパスポートを読み取ったら、荷物につけるタグシールが出てくるので、これを自分でかばんに取り付けてカウンターに持って行くだけなんです。
これがあるので、フィンエアーに乗るときはかなーり長く制限エリア内を楽しめます。
JALに乗るとき

・搭乗時刻2時間40分前から受付
https://www.jal.co.jp/inter/airport/hel/info/
となっています。
残念ながら制限エリア内を楽しむ時間が少ししかありません。
(だからこそタックスリファンドの申請は制限エリア外ですることをオススメしています。)
制限エリア内
次は荷物検査をした後のエリア、飛行機に乗る人だけが入れるエリアを楽しみます。
2つに区切られている
このヘルシンキ空港の制限エリアは
・フィンランド国内線、EU域内線のエリア
・EU域外線(イギリスも含む)のエリア
の2つに分けられています。

しかし、どの線のフライトであろうと全員同じ箇所の荷物検査場を最初に通ります。
その荷物検査を終えるとフィンランド国内線・EU域内線のエリアに出てきます。
日本などのEU外の国への飛行機に乗る時は、フィンランド国内線・EU域内線のエリアを通り抜けてパスポートチェックを受けてEU域外線のエリアに出ます。
フィンランド土産をチェックする

一度、ヘルシンキ→ロヴァニエミのフィンランド国内線に乗ったことがありました。
このときお土産を免税店で買おうと思ったのですが、レジのお姉さんから「あなたは国内線の客だからこの免税店では買い物できない。」と言われました。
フィンランド国内線に乗る人は免税店を利用できないということなので気をつけてください。(同じエリアのキオスク、レストラン、カフェは利用できます。)
おみやげはこんなんがありますよ
3度フィンランドに言った私がよく買うものを紹介。

老舗ファッツェルの板チョコ。いちご入りのが美味しかったです。

ムーミンのティーバッグセット(上から2段目)、ムーミンパパのコーヒー豆(上から3段目)

ムーミンの棒付きキャンディアソート
2016年夏限定のムーミンギャラリー

2016年には期間限定のムーミンギャラリーが開催されました。
「楽しいムーミン一家」のDVDをいろいろ観ていたので、「あ!あのシーンや!」と夫婦で感動していました。
フィンランドに行く前にムーミンのアニメDVDを見ておくことをオススメします。
フィンエアーEU域内線エリアのラウンジ
フィンエアーのラウンジに入りました。実はこのラウンジはビジネスクラスの乗客でなくても、ワンワールド系航空会社の上級会員でなくても利用できる方法があるのです。フィンエアーの乗客はお金を払えば誰でも入ることができるのです!(他社での予約の場合は除く)日本〜フィンランド往復はビジネスクラスの旅でしたが、ヘルシンキ〜ロヴァニエミ間はエコノミークラスで予約していたので48ユーロを払って入りました。
- 22番ゲート付近にあります。
- 毎日午前5時30分から午前0時までご利用いただけます。
- ラウンジスペースは850㎡で、288名様分の席を用意しています。
- 温かい朝食は午前6時から午前10時まで、温かいお食事は午後2時から午後6時までご利用いただけます。
- サラダバー、軽食、温かいスープのサービスは午前10時から午前0時までご利用いただけます。
- プライベートシャワースイート2室とキッズタワースペースを完備しています。
- プライベートな電話ブースを備えた個別のワークエリア
- 疲労回復に効果のあるニューロソニックチェアをリラックスエリアに設置
- 出発便がoneworld航空会社による運航の場合は、フィンエアーのビジネスクラスのお客様、フィンエアープラスのプラチナ/ゴールド会員のお客様(ゲスト1名様を同伴可)およびoneworldのエメラルド/サファイア会員のお客様(ゲスト1名様を同伴可)は無料です。
- アクセス(3時間まで)をラウンジ受付で48ユーロでご購入いただくこともできます。購入可能時間は午前9時から午後1時、または午後6時から午後11時までです。
- フィンエアープラスのプラチナ会員、ゴールド会員、シルバー会員は、フィンエアーショップでもフィンエアーラウンジパスをご購入いただけます。

北欧デザインの心地いいイスに座って滑走路を眺め、

生ビールを頂いて、

さらに飛行機を眺め、

ソファ席に移動して、

軽食を頂いて、

アメニティの揃ったシャワースペースで、

熱い湯を浴びて、

備え付けのふかふかのバスタオルで身体を拭き、

ドライヤーで髪を整えて、

温かいスープも頂いて、

締めにアツアツのコーヒーをマリメッコマグで頂きました。
静かな空間でただただのんびりとしてました。2週間の新婚旅行中、最ものんびりした時間でした。
このフィンエアーラウンジは大きな窓でとても開放的。そして北欧デザインの食器とイスでとてもオシャレな空間。おすすめです。

フィンエアーに乗る人はエコノミーであってもお金さえ払えば入れるので、乗り継ぎのときは絶対入るべきです!!
EU域外線エリアのラウンジについてはこちらをどうぞ
おまけ〜フィンランド国内線〜

ロヴァニエミ行きのA320に乗り込みます。

午後8時の便なのに満員!

フィンエアーのエコノミーはマリメッコの紙カップでジュースのサービスがあります。

機内では夫の単身赴任先に来た、リトアニア人親子と会話をしていました。iPadでずっとナンプレ解いてたら、リトアニア少年がずっと覗いてきて仲良くなったんです。

ロヴァニエミ空港はサンタクロースがいました!!
次はいよいよサンタクロース村&トナカイ牧場です!
フィンランド旅行で参考になった書籍
↑これは北欧版に収録されるフィンランドの部分だけをダウンロードできるので安く買えます。
スマホやタブレットに無料のkindleアプリを入れると誰でも読めますよ。