フィンランド・ヘルシンキからフェリーで15分ほどの距離にあるスオメンリンナ島へ行きました。
元はフィンランド軍の要塞として存在していた島だったのが、今ではのどかなハイキングコースになっていて、とてもゆったりとした時間を過ごすことができました。
ヘルシンキのマーケットスクエアから船に乗ります。
ここからスオメンリンナ島の北側にある港まで行けます。
ヘルシンキカードや市内交通乗り放題のカードで乗れるフェリーが出ています。
この日歩いたルートをマップに起こしました。
北側のフェリー降り場から、スオメンリンナ博物館、カフェ、潜水艦、砲台を見ながら南側のフェリー乗り場まで3時間かけて歩きました。
(マップのルートの途中、DとAが隣接しているところはちゃんと道がつながっています。)
要塞時代を思わせるレンガ造りの建物、野鳥がたくさん!
トーチカに入ることもできます。
潜水艦ヴェシッコ号。
ヘルシンキカードを見せると中も見学できました。
途中で寄った喫茶店。
サラダ、サンド、ケーキ、コーヒー、お茶をいただけます。
日本でおいしいと思ったことのなかったサーモン。
このお店で初めておいしいと心から思えました。
シナモンロールも最高。
島の南側(ルートのDとA付近)には放題がズラリと並んでいます。
大きさにびっくり。
錆びついた姿と周りの緑が溶け合っていて、ラピュタのような雰囲気。
神奈川県の猿島にも似てます。
のんびりと歩いて、王の門を出るとすぐにフェリー乗り場があります。
ここからヘルシンキに帰ります。
ここのフェリーはヘルシンキ交通局の運行ではないようで、先に書いたヘルシンキカードなどの市内交通カードは使えません。
一人2ユーロほど払って乗りました。
ヘルシンキまでの船内でスオミ(ヘルシンキ人)のおじさんに声かけられました。
「ヘルシンキはとても素晴らしい街。中でもスオメンリンナは最高さ。」
「日本も好きだよ。トヨタは最高だね。」とおじさんが被っていたキャップのトヨタマークを指差す。
「ヘルシンキの夏は夜が短いからなかなか眠れませんね。」と僕が言うと、
「だからみんな酒の力を借りるのさ!」と会話中にちびちび飲んでいたウイスキーをグッと一飲。
とても楽しそうに飲んでいました。
他にもフィンランドの周辺諸国の旅情報を教えてくれました。
楽しい会話の途中でマーケットスクエアに着いてしまい、お別れしました。
あのおじさんにまた会いたいなあ。
スオミは良い人ばかりです。