成田発フィンランド・ヘルシンキ行き
フィンエアーAY074便
搭乗
出発前のゲートはかなり混んでいた。A330でたくさんの人を乗せるのに対して、成田空港は狭すぎるように見えます。
ビジネスクラスに乗る人は優先搭乗で早く機内に入れる。せっかくのビジネスクラスだから、できるだけ機内を楽しみたい僕にはとてもいいサービス!!
人混みの中をスイスイをくぐり抜けて係員に搭乗券を提示する。(このときちょっとした優越感!そしてボーディングブリッジへ!と思いきや、窓から見えるフィンエアー機の前にムーミン!!!
なにこのフィンランドへの気分を掻き立てる演出!
ウェルカムドリンクとアメニティ
そして機内へ!
空間に対して席数がかなり絞られているので、飛行機に乗り込んでからの「席を探して、細々した荷物を席に置いて、大きなカバンは上の棚にあげて」という作業にかなり余裕があるんですね!これがビジネスか!!
落ち着いて座ったところでCAさんが雑誌・新聞とウェルカムドリンクを持って来てくれ、ドリンクを水・ブルーベリージュース・シャンパンから選ぶ。そしてそのドリンクはイッタラのグラス。オシャレ!飛行機でグラスとか初めて!!
シャンパンを飲みながら、この日に配信されたポケモンGOを始める。フィンエアー機内にヒトカゲが現れましたよ。
そうそう、アメニティはマリメッコのバッグに入ってました。またしてもフィンランドへの旅気分を盛り上げます!中にはリップクリーム、歯ブラシセット、アイマスクが入っています。座席にはマリメッコのスリッパも置いてくれています。
離陸後の食事
離陸して1時間程で最初の機内食。和か洋か、食後のデザートを夫婦で違うものを選びました。
前菜。この水が入ったグラスを機内販売でも買えます。
ふきんの手前にある、揚げたスティックパンが美味しかったです。
サーモン美味しい。
メイン。妻曰く「やさしい和の味。」
僕が食べたのは牛肉を煮たもの。濃い味。
食後のチーズとデザートワイン。
熱いお茶とハーゲンダッツ。
食器やふきん、マットもマリメッコづくし。このカップも機内販売で買えました。
座席
しばらくして機内が暗くなり、座席をフルフラットにしてみます。が、これたぶん180°じゃなくて175°ぐらいなんですね。
画面下の足置き場とシートの間に微妙な段差ができていて、これがちょっと気になりました。気になってずっともぞもぞしていた。
それでも足を伸ばせるだけでかなり疲労感は軽減されます。結局シートを全倒しして、その上で座るのが一番楽なポジションでした。
フィンエアーのビジネスは1人席と2人席が配置されています。機体左側は1人席と2人席が交互に、中央は2人席のみ、右側は1人席のみが並びます。
今回座ったのは機体左側の2人席で、2つのシートの間に大きな肘掛け(これがグラスなどを置く台にもなる)があるタイプの座席でした。ここに2人分のグラスやスマホ、雑誌などを置くには少々狭かったです。冒頭のウェルカムドリンクの写真も肘掛けです。
その肘掛けにヘッドホンを置いた図。
シートポケットも2つの席の間に1つで、ここに・安全のしおり・機内誌・機内販売冊子2種・ノイズキャンセリングヘッドホンそれぞれが2セット入っているのでパンパンでした。これ以外ものを入れる余裕はありません。
一方、機内中央列の2人席はシートポケットも2人分あり、少し広めにスペースが取られていました。
また、さっき書いたノイズキャンセリングヘッドホンですが、あんまりノイズは減りません。体感だと2割減ってとこです。
ちなみにBOSEのノイズキャンセリングイヤフォンでは7割減です。(これもまた体感)
軽食と着陸前の食事
機内が暗くなっても眠れないので、夜食としてカップ麺とフルーツ盛りをいただきました。カップ麺は日清カップヌードルのMINIでした。醤油か塩が選べます。塩をお願いしたけど醤油が出てきたのは秘密。
フルーツはまたしてもイッタラのグラスに入れて出てきました。
そうしているとあっという間に時間も経ち、着陸前の機内食の時間になりました。
妻が頼んだサンドイッチセット。
僕が頼んだ和食セット。マリメッコに入った味噌汁オシャレ。
パイロットによると予定より30分早く9時間50分で着いてしまいました。ゆっくり定時で飛んでくれても良かったのに!!
フィンエアービジネスは快適でした。
フィンエアーが好き。
僕は海外旅行が好きというよりも、フィンエアーが好きなのかもしれない。
予約するホームページから空港カウンター、機内アメニティ、機内ビデオ、ヘルシンキ空港、社員の制服まで全てデザインがシンプルで憧れる。また、過剰でないアテンダントさんのサービスも良い。
その雰囲気に浸ることができるから乗っているだけでワクワクさせる。そしてこれから始まる北欧での旅へ気持ちを静かに高めてくれる。帰りは北欧の雰囲気に包んだまま日本まで運んでくれて、また北欧に行きたいと思わせてくれる。そうさせるフィンエアーが大好き。
旅行から1年が経った今、記事をリライトしてまた乗りたくなった。最新機種A350での運行も日本から利用できるようになったし、それに乗れるならエコノミーでも構わない。