懐かしの世界をもう一度「ポケモンピカブイ」

https://www.pokemon.co.jp/ex/pika_vee/ より

1990年代後半、白黒ゲームボーイでポケモンをゲットしまくっていた自分に刺さりまくった初代ポケモンのリメイク作品。

2022年末発売の「ポケモンSV」で20年ぶりにポケモンに触れて見事にハマり、その延長でピカブイもプレイ。

懐かしの世界がめちゃくちゃきれいなグラフィックで帰ってきた

https://www.pokemon.co.jp/ex/pika_vee/story/180809_02.html より

ストーリーはほぼそのまま。
オーキド博士もロケット団も出てくる。
初代をプレイした方なら、攻略サイトなんか見ずともストーリークリアできるぐらいそのまま。

ゲームボーイのドット絵では表現しきれなかった街や建物のディティール、ポケモンの技がswitchのグラフィックできれいに表現されている。

小学生のときに頭の中で補正していた光景に対して、「やっぱりこんな感じか!」とか「あ!ここはこうなっていたのね!」の発見がこの作品のおもしろいところだった。
特にジムの建物の内装は驚きが多かった。

野生ポケモンとの遭遇・バトル・捕獲はぜんぜん違う

https://www.pokemon.co.jp/ex/pika_vee/story/180713_02.html より

ただし、野生ポケモンとの遭遇・バトル・捕獲の3要素が昔のものとは大違い。

遭遇はシンボルエンカウント方式

https://www.pokemon.co.jp/ex/pika_vee/story/180713_05.html より

フィールド上に野生ポケモンの姿が見えており、自分がそれらのポケモンと接触すれば捕獲画面に移行するし、全て避けようと思えば避けられる。
手持ちポケモンのHPが僅かで、きずぐすりも無いときに野生ポケモンに遭遇してヤキモキさせられた小学生の頃とは違う。
ここの変更点はストレスフリーで良いところ。

野生ポケモンとのバトルはない

野生ポケモンは捕まえるか逃げるかの2択。
その捕まえ方はポケモンGOと同じく、ボールを投げるかきのみを与えて油断させるだけ。
なので、眠らせてHPを削るような駆け引きは不要。

捕獲はボールの投げ方が肝

今作で捕獲を決定づけるのは、上手にボールをポケモンに向かって投げられるかどうか。
ポケモンGOよろしく、ベストなタイミングでベストな位置に投げられないとポケモンは捕まえられない。

また、タイミングが良ければよいほど、ボールの位置が上手ければうまいほど、捕まえたあとに得られる経験値が高くなる仕組みである。
つまりポケモンを育成するために、上手く捕獲する必要がある。捕獲するためにボールが必要になる。ボールを手に入れるためにお金が必要になる。といった具合である。

相棒のピカチュウ(イーブイ)をかわいがろう

https://www.pokemon.co.jp/ex/pika_vee/story/180910_02.html より

今作は終始、相棒のピカチュウ(もしくはイーブイ)とコンビで動いていく。
ダンジョンでは相棒を操作する場面があり、昔のひでんわざは相棒が繰り出すといった具合。

それだけでなく「相棒とあそぶ」モードが搭載され、相棒に餌のきのみをあげたり、なでたり、つついたりできる。これがとんでもなくかわいい。こんなにもポケモンをかわいがれる作品は後にも先にもない。
(ポケモンSVのピクニックとは比べ物にならない。)

久しぶりに赤緑の冒険に戻ろう

2023年10月より、初代「赤・緑」をインスパイアされたテレビドラマが放映される。
ドラマのように20年ぶりに昔のポケモンに戻りたくなったら、Switchの「ピカブイ」を始めるのはどうだろうか。