パラダイス山元さんに憧れている。
サンタクロース協会公認サンタクロース。
ミュージシャン。
デザイナー。
餃子アーティスト。
マン盆栽アーティスト。
そして、飛行機乗り。
さまざまな肩書を持つ素晴らしい方。
その中でも飛行機乗り、というところに尊敬している。
タッチにあこがれて。
この本を読めば、パラダイス山元さんの飛行機乗りとしての素晴らしさが分かります。
そして飛行機乗りと言っても、操縦をするわけではなく乗客として座るだけ。
さらには1日に10回も登場する日もあるという。
この本で紹介されている飛行機の乗り方に「タッチ」という技がある。
例えば東京から札幌まで飛行機に乗り、空港を出ること無くまた東京行きの飛行機に乗る、といったもの。
飛行機を降りてから、できるだけ短い時間で飛行機に乗ることをパラダイス山元さんは良としている。
観光のために飛行機に乗るのではなく、飛行機に乗るために飛行機に乗る。
最高の贅沢である。
「こんな贅沢をしたい。」
と思っていたところにチャンスが来た。
休日出勤の後の平日休みがやってきた。
予定は8月の段階で分かっていたので、JALが秋冬期間のチケットを売り出したと同時に予約を入れた。
が、予約を入れたあとに「やっぱりこんな贅沢・・・」と躊躇しているうちに購入期限を逃してしまい再び予約、というまどろっこしい手順を踏んでしまった。
そうしているとチケットの値段も若干上がり、結局2万6千円で大阪と札幌を往復することになった。
伊丹→札幌

7:30、伊丹空港に到着。
月曜朝ということでサラリーマンが多い。
サラリーマンは、会社からの命令で飛行機に乗る。
自分は、自分の意思で飛行機に乗るために、飛行機に乗る。
あぁ、素晴らしい月曜日。

8:30、搭乗。

遠目に富士山も見える。
機内のオーディオチャンネルから流れるのは星野源「恋」が聴こえる。
あぁ、素晴らしい月曜日。
新千歳空港

10:15に到着。
空港は前日の大雪で真っ白!

職員さんが荷物を1つずつ丁寧に収納していく。
すばらしい仕事。

最後まで粘って、誰もいない機内を撮影。

降りると、日本一に輝いたファイターズの選手がお出迎え!
奇しくもこの陽岱鋼選手は、FAでファイターズを退団することが決定的となった。

10:30、空港内のラーメン屋が立ち並ぶエリア。
行きつけの美容師さんオススメのえびそば一幻に来た。
10:00にオープンしたばかりなのに、すでに満席。

えびしお、太麺で注文。780円。
買ったばかりの一眼レフカメラで飛行機を撮ろうと展望デッキへ向かうも、前日の大雪のために閉鎖。デッキの一つ下のフロアの窓から飛行機を撮ることにする。


超長い。

しろくま〜。

やっぱり超長い。おしり擦らないのかな?

パイロットがミーティング。

はじめてみたバニラ。

雪が下から照らしていい色。

11:00、チョコレート工場。

キティちゃんのコーナーは有料だったので断念。
グッズはかわいいものばかりで、妻に買っていこうか悩んだ。

ドラえもんのコーナーも有料のところは入らず。
空港限定のグッズをひとしきり見て、カフェでどら焼きを買った。

12:00、搭乗手続きをしてサクララウンジへ。

プレミアムラウンジでなくても滑走路が見渡せるとてもいいラウンジ。
ビールとあられで人生初タッチに祝杯。
そしてコーヒーとどら焼き。
コーラで締める。
札幌→関空

13:00、関空行きに搭乗。
伊丹行きと違って金額が安かった関空行き。1万円を切っていた。

ビーフコンソメを飲みながら、淡路島の鳴門大橋を眺める。


15:00、関空到着。
すぐに南海ラピートに乗って帰宅。
17:00、家のキッチンに立って、妻の帰りを待ちながら晩御飯の支度を始めた。